新・霧シリーズ!
~浦里酒造店~
茨城県つくば市の銘酒蔵、浦里酒造店のこだわりはズバリ酵母。香りを強く醸す新型酵母が次々と登場する中、あえて扱いが難しい地元茨城県産の小川酵母一筋を貫いています。この酵母で醸したお酒は酸が少なくキメ細やかな香気を発し、淡麗で芳香のある酒質になるのが特徴です。
~新霧シリーズ~
そんな浦里酒造店から旧霧シリーズ(夕霧、夜霧、朝霧)に代わる新・霧シリーズ第一弾「霧筑波 香霧-komu-」のご紹介。そしてこの第一弾はこだわりの小川酵母ではなく熊本酵母を使用した一本です。
~香霧~
杜氏を務める6代目が農大生時代に熊本県酒造研究所にお世話になった縁があり使用しました。熊本酵母へのリスペクトを込めて熊本県酒造研究所の銘柄「香露」と「霧筑波」から一文字ずつとって「香霧」としました。熊本酵母は小川酵母に比べて高い吟醸香と酸味を作り出します。芳醇でハリのある味わいをお楽しみください。
DATA | |
---|---|
原材料名 | 米・米麹 |
原料米 | 山田錦 |
アルコール度数 | 15度 |
精米歩合 | 50% |
日本酒度 | --- |
酸度 | --- |
容量 | 1800ml |
タイプ | 火入れ、要冷蔵品 |
浦里酒造は明治10年に「福笑」の銘柄で創業しました。
現在の五代目当主である浦里浩司氏は国税庁醸造試験所の醸造講習同期であった
山形県の地酒蔵“出羽桜酒造”の現社長である仲野益美氏との縁で出羽桜酒造にて酒造研修を受けました。
出羽桜酒造先代社長の仲野清次郎氏より酒造りはもちろん人生についても多くの薫陶を受け
その教えを基に地元つくばで愛される新たな銘柄との想いで
茨城の洋画界の重鎮であり筑波山をモチーフにした作品を数多く描いた
服部正一郎氏の最高傑作「霧筑波」をラベルと銘柄名に使用させていただき1987年に新ブランドがスタートしました。